
2019は6位に終わったオリックスバファローズ。

2019はどんなシーズンやったんや!?

ってことで今回は、オリックスバファローズ2019総括&2020に向けての補強ポイント~投手編~がテーマだ!!
2019シーズン オリックスバファローズの総括~投手編~
2019の主なローテーション投手
名前(年齢) | 試合数 | 勝敗 | 防御率 | K/9 | BB/9 | WHIP | QS(%) |
山岡(24) | 26 | 13勝4敗 | 3.71 | 8.15 | 2.38 | 1.17 | 58 |
山本(21) | 20 | 8勝6敗 | 1.95 | 7.99 | 2.27 | 0.96 | 80 |
K-鈴木(25) | 19 | 4勝6敗 | 4.31 | 7.74 | 4.31 | 1.46 | 26 |
アルバース(34) | 13 | 2勝6敗 | 5.83 | 6.39 | 1.42 | 1.48 | 38 |
榊原(21) | 13 | 3勝4敗 | 2.72 | 6.69 | 4.20 | 1.27 | 77 |
田嶋(23) | 10 | 3勝4敗 | 3.44 | 7.25 | 3.62 | 1.37 | 30 |
山岡 泰輔【B+】
入団してからローテをしっかり守っている若きオリックスのエース候補。これまで二桁勝利を上げられず2019は最低でも二桁を期待していた選手。2019は最終的に13勝4敗とチームの勝ち頭として結果を残した。数字的には防御率3.71でいいとは言えないが勝ち星を見るに勝ち運に恵まれたといったところか。エースになるべくやはり最低でも防御率2点台は目指してほしいところだ。
山本 由伸【S】
2018はリリーフとして大ブレイクしたポテンシャル抜群の選手。2019は先発転向1年目のシーズンでどんな成績を残すか注目していた。個人的にはリリーフ向きだと考えていて大丈夫かな??と思っていたが、恐ろしい成績とインパクトを残してくれた。8勝にとどまったものの防御率1.95は化け物です。WHIPも0.96と1以下。不安を大きく裏切ってくれました。2020はオリックスのエースとしてはもちろん日本代表のエースの座を狙う位の活躍を期待したい。
K-鈴木【B-】
三振の意味を持つK-鈴木選手。2018はルーキーイヤーで1軍ではなかなか結果を残すことができなかった。2019は即戦力期待の選手として2019は結果を求められるシーズンとなった。結果的には1軍、2軍をいったりきたりはしたが、チームでは3番目に多いスターターとして登板した。防御率4.31といいとは言えないが、三振を取れる能力はある。BB/9が4.31と少し高いのでコントールを再度磨き、2020は安定したピッチングをみせてほしい。
アルバース【D】
打ち取るピッチングが持ち味の技巧派助っ人。2018は持ち味を生かし、防御率3.08で9勝を上げた。2019も持ち味を生かし活躍を期待した。しかし結果的には2勝にとどまり、防御率も5.83と厳しい結果になってしまった。2020は2年契約の2年目。自身も契約延長を勝ち取るためにも結果にこだわっていきたいところだ。
榊原 翼【B+】
育成から這い上がってきた広瀬す〇似のイケメン投手。2018は2年目ながら1軍で5試合に登板。2019は更なる飛躍の年にするためシーズンを迎えた。シーズン序盤はローテの一角を担い、山本由伸投手とともにチームを引っ張った。シーズン中盤、怪我による離脱をしていしまい、結果的には3勝にとどまってしまったが、防御率2.72でQS率77%と試合を作る能力を証明した。2020は怪我を万全にし、オリックスのローテを1年間守り切ってほしい。
田嶋 大樹【B-】
内角を強気にえぐる強気な若き左腕。2018はルーキーイヤーでローテ入りを果たし、序盤結果を残していたが、怪我による離脱。2019も怪我の影響により中盤に復帰した。結果的に3勝にとどまってしまったが、本来の力を発揮すれば打者を封じてくれることも証明してくれた。2020は怪我をしっかり治し、2020の大活躍を期待したい。
2019の主なリリーフ陣
名前(年齢) | 試合数 | 勝敗 | 防御率 | K/9 | BB/9 | WHIP |
増井(35) | 53 | 1勝4敗14H18S | 4.83 | 11.44 | 4.29 | 1.49 |
近藤(28) | 52 | 4勝6敗22H1S | 3.44 | 11.05 | 3.99 | 1.23 |
比嘉(37) | 45 | 3勝2敗8H1S | 4.59 | 9.72 | 2.97 | 1.29 |
海田(32) | 55 | 1勝2敗22H | 1.84 | 6.06 | 2.02 | 1.06 |
山田(28) | 40 | 0勝0敗5H | 3.56 | 9.21 | 3.77 | 1.14 |
山﨑(27) | 36 | 2勝3敗1H | 4.50 | 6.17 | 4.67 | 1.43 |
増井 浩俊【D】
オリックスのベテランクローザー。2018はFA移籍し、オリックスでの1年目のシーズンだったが、期待通り、35Sを上げ、チームのクローザーとして活躍した。2019ももちろんこの選手がクローザーをつとめるはずだった。しかし2019は開幕してから撃ち込まれることが多く、2軍に落ちる。再び1軍に戻っても本来の力は発揮でず、クローザーの位置はディクソン選手に譲る形となった。35歳とベテランの域にきており、身体的にも難しくなってきたかもしれないが、2020は再びオリックスのクローザーとして活躍できるか、注目だ。
近藤 大亮【B】
2017から50試合以上投げる150km/hが武器の剛腕右腕。2019シーズン前のリリーフ陣の予想でなぜこの選手を選出していなかったのか。(あほか、お前は!!と言ってやりたい。)2019も50試合以上登板し、防御率3点台と安定した成績を残した。2019は増井浩俊選手がまさかの不調だったが、この選手が踏ん張っていなければもっと悲惨なことになっていただろう。
比嘉 幹貴【C】
変則なサイドスローからボールを放つ沖縄出身大ベテラン投手。2018は初セーブを記録するなど防御率2.04と素晴らしい成績を残した。2019も貴重なサイドスローピッチャーとして期待していた。しかし、シーズン序盤で失点する機会が多く、2軍に落ち、再び1軍に戻ってきたが本来のピッチングは出来ず、結果的に防御率4.59と2018に比べ大きく成績を落としてしまった。2020はこの悔しさをぶつけ、2018のようなピッチングを期待したい。
海田 智行【A】
2015、2016とリリーフで結果を残した左腕。2017にクリーニング手術をし、2018は4試合にとどまった。2019は復活のシーズンとするべくスタートを切った。開幕1軍とはならなかったが、シーズン序盤に1軍に登録されるとシーズン終了まで1度も抹消されることなくシーズンを終えた。成績も防御率1.84と非常に素晴らしい成績を残した。2020は左のリリーフエースとして君臨してほしい。
山田 修義【B】
2018にブレイクした左腕。2019も貴重な左腕リリーフとして期待していた選手。2019は1軍、2軍をいったりきたりはしたが、40試合に登板し、防御率3.56とまずまずな結果を残し、またコントロールがいいのが持ち味の選手だが、WHIP1.14と2018の0.94から落としたものの持ち味は出せたはずだ。2020は勝ちパターンで起用されるような活躍を期待したい。
山﨑 福也【C+】
2014年ドラ1左腕。入団時から期待が大きいが思った成績を残せずにいる。2019も当初はローテの候補として考えられていたはずだが、リリーフとして1軍に上がる。そこからはしっかりと結果を残し、シーズンの序盤はチームを引っ張った。結果的には防御率4.50といい成績とはいえないが、入団してからチームへの貢献度という観点から考えれば一番貢献したシーズンになったのではないか。2020は再び先発か、それともリリーフかはまだわからないが、個人的には先発にもう一度挑戦してローテを勝ち取ってほしい選手の1人だ。
2019のクローザー
名前(年齢) | 試合数 | 勝敗 | 防御率 | K/9 | BB/9 | WHIP |
ディクソン(35) | 37 | 2勝1敗5H18S | 3.03 | 9.59 | 4.54 | 1.32 |
ディクソン【B+】
プロ野球7年目のシーズンを迎えたベテラン助っ人。2018は4勝にとどまりはしたが防御率3.55と試合はしっかり作った。2019もローテの一角として活躍を期待してスタートしたはずだったが、開幕前に怪我により開幕には間に合わなかった。1軍に上がってきてからは先発としてではなくリリーフとして起用された。普通の助っ人では文句を言いそうだが(言ってたか、いってないかは知らない。)、そこでもしっかりを結果を残し、最終的には不調だった増井浩俊選手に代わってクローザーの役目もつとめた。2020はリリーフとしてなのか、再び先発としてなのか、注目だ!!
+要素だった選手(いい活躍ができた選手)
山本 由伸
オリックス山本由伸「来年はもっといい数字を出せると思っているので」#bs2019 https://t.co/eczrwDdec0 pic.twitter.com/H9IgNYg0L4
— HISAKI/毎日やきう速報 (@dailybaseball01) September 30, 2019
海田 智行
オリックス海田智行投手がサンタに「優勝」をお願いした。 クリスマスのこの日、大阪・舞洲の球団施設で年内の練習を納め「とにかく勝ちたい。サンタへのお願いはこれです」と話した。今月中旬にハワイを訪れた際、優勝旅行を楽しむソフトバンクらの選手… https://t.co/n2Dk1K0ciY pic.twitter.com/i5jzDEwswl
— 🌻田中勝樹 TANAKA Katsuki (@waiwai_aqua) December 25, 2019
-要素だった選手(悔しい成績になった選手)
増井 浩俊
オリックスが誇るトレンディクローザー増井浩俊さん(34)
可変式ストライクゾーンに思わず変顔 pic.twitter.com/IszkLCQJiC— MU (@buffaloes_t) May 17, 2019
比嘉 幹貴
【オリックス】比嘉幹貴が開幕アウト、森脇監督「抜けるのは痛い」 / 記事: http://t.co/Ga2GQz0twV Photo: pic.twitter.com/x4g93a4Veb
— 野球まとめで(o∀n) (@matomedeon) March 17, 2015
補強ポイント
勝利の方程式を任せられる選手
2019シーズンは良くも悪くもみんな成績が団子状態であった。チームとして7、8、9回を固定できればよりチームは上に行けるはずだ。候補は2019に活躍した海田智行(32)選手、不調だった増井浩俊(35)選手、ディクソン(35)選手などがいるとは思うが、増井選手は2019不調のため2020も不透明、ディクソン選手もリリーフなのか、先発なのか不透明。また3人とも30歳を超えているということもあり、できれば即戦力に近い選手の獲得が望ましい。
クローザーの補強
2018は増井選手がつとめ、2019は増井選手が不調で途中からディクソン選手がつとめた。増井選手が不調だったのはチームとしては誤算だったが、年齢的なことも含め、新たなクローザー候補がほしいところだ。ドラフトでは2018年ドラフトの甲斐野選手のような素晴らしい選手がいればぜひ獲得に動いてほしい。
総合評価
総合評価:B-
先発を任せられる選手は全体的に若い選手が多く出てきており、2020以降も楽しみな選手が多く揃っている。リリーフ陣に関しては、ベテラン、中堅を中心に構成され、良くも悪くも平均的な選手が多くいるように感じる。上でも言ったが、勝利の方程式がばちっと決まれば、一気に上位に食い込むポテンシャルはあるチームだ。

先発のようにリリーフにもいきのいい選手が出てきてくれれば本当に魅力的なチームになる!!

山本由伸恐るべし。山本由伸恐るべし。

打者編もupしてますので、よっかたらみてくださいね!!
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