- ミニマリストでも犬を飼うことはできるのか?
- 子犬を迎えるときに最低限そろえるべきものは何か?
- ペット用品を増やさずに生活する工夫とは?
- シンプルな部屋でも快適にペットと暮らせるのか?
- 必要な物を厳選する方法や考え方を知りたい
そんな方に向けて.

こんちは、shuya(@simsidsto59)です。 犬と二人暮らしをしているミニマリストです.
自分は普段、必要最低限の物だけを持って暮らす「ミニマリスト」として生活しています. 部屋の中はスッキリしていて、家具も少なく、色味も黒や白、グレーなど落ち着いたものが中心です. そんな自分が最近、人生で初めて「子犬」を家族として迎えることになりました.
「ミニマリストなのに犬を飼うの?」と驚かれることもありますが、物を持たないシンプルな生活と、動物と暮らすという豊かさは、決して矛盾するものではないと感じています.
今回は、子犬を迎えるにあたって自分が実際に準備した「最低限のもの」と、それをどう選んだか、どんな工夫をしたかについてご紹介したいと思います. これから犬を飼いたいけど、物を増やしたくない…という方にも参考になればうれしいです.
まず最初に考えたこと
子犬を迎えると決めたとき、最初にしたのは「情報の整理」です. ネットや本を調べると、ペットショップやブリーダーから「必要なものリスト」が出てきます. でもその多くは、かなりの量の商品が紹介されています.
例えば、「ベッドはふわふわのものを3種類」「洋服も季節ごとに…」など. 最初からすべてそろえるのは大変だし、何より部屋が一気にごちゃごちゃしてしまいます.
そこで自分は、ミニマリストらしく「これだけあれば安心して子犬と生活を始められる」という“最小限”にしぼった準備をすることにしました.
子犬を迎えるために準備したものリスト
- 食器
- 子犬用フード
- クレート(移動用兼ベッド用)
- ペットシーツ
- サークル(簡易ゲージ)
- おもちゃ(5個)
- 見守りカメラ
- 首輪
- クッションフロア
はじめて子犬を迎えるにあたって、実際に準備した9つのアイテムと、それぞれの役割をまとめました.どれも「必要最低限だけど長く使えるもの」を意識して選びました.
1. 食器(セラミック製のフードボウル)
重みがあって安定しやすく、電子レンジ対応でお手入れしやすいセラミック製を選びました。シンプルなデザインなので、インテリアにも馴染みやすいものを選びました.
2. 子犬用ドッグフード
成長期の子犬に必要な栄養がしっかりとれる専用フード.最初はブリーダーさんやショップで食べていたものと同じものを選ぶと、食いつきもよく安心ということでしたので自分も同じものを選びました.
3. クレート(移動用兼ベッド用)
移動時はキャリーケースとして、普段は寝床として使っています.柔らかいベッドは写真映えするし犬がそこで寝ている姿は飼い主にとっても癒される姿ではありますが、そもそも犬は狭い場所を好む習性があり、クレートを準備することで犬自身が勝手に快適な空間と覚えてくれます.
4.ペットシーツ
トイレトレーニングには必須アイテム.
ただ自分は一般的な使い捨てのペットシーツではなく何度も洗って使用できるものを準備しました.経済的なことはもちろん、ストックを多く持つ必要もないので部屋のスペースも圧迫しないからです.
5.サークル(簡易ゲージ)
人と犬のスペースを分けるために購入しました.将来的には室内フリーで犬を生活させるため、色々なバリエーションができるシンプルなサークルを選択しました.
6.おもちゃ(5個)
噛む習性(歯の生え替わり時期)をサポートするためのおもちゃとして使用できるもので素材の違うものを4個購入しました.
また、自分と一緒に遊ぶおもちゃを1個買いました.
おもちゃの選び方はできるだけ清潔に保つことができ、万が一犬が食べたり飲んだりしても害の少ないものを選びました.
また、自分の想定していた期間より相当早く壊れてしまったので一種の消耗品として捉えた方がいいかもしれません.
7.見守りカメラ
自分は一人暮らしで仕事もリモートがないので、どうしても留守番をさせる必要があります.そんな時に留守中の様子が確認できるように設置.いたずらしてないか、きちんと寝ているかなどがわかるだけで、安心感が全然違います.
8.首輪
まだお散歩デビューは先ですが、早いうちから首輪に慣れてもらうために、軽くて柔らかいものを選びました.
また、災害時などで迷子になってしまった時のために首輪に飼い主や犬の情報が載っているQRコードを貼っています.
9. クッションフロア
滑りやすい床はケガの原因になるため、部屋全体にクッションフロアを敷きました.防水性が高く、トイレの失敗もすぐに拭けて便利です.
物自体は重くなく、ひとり暮らしでも簡単におうちに引くことができました.
ただおうちに迎えた子犬はクッションフロアマットを引っ掻いて穴を開けたりそれを食べたりしていたので結果その上からニトリで透明のマットを二重で引くことになってしまいました.
商品自体はすごく気に入っていたのでちょっと残念です.
必要なものをそろえることで、子犬も安心して新しい生活をスタートできます.どれも「過剰に買いすぎないこと」を意識すると、無駄がなくなっておすすめです.
物を増やさずに快適に暮らす工夫
犬を飼うと物が増えると思われがちですが、実は工夫次第で物を増やさずにすみます. 自分は、次のような工夫をしました.
まず、「収納スペースをあらかじめ決める」こと. 「犬用グッズ専用のBOX」を準備したこと、入りきらない以上は物を増やさないと決めました. 新しく何か買いたいと思ったときは、今ある物のどれかを手放すルールにしています.
次に、「インテリアに合うものを選ぶ」こと. すでに部屋の色調を黒、茶、グレーで統一していたので、子犬のために準備したものもこれらとどうようの色を選んだことで、ペット用品も部屋に自然になじみます. 見た目がスッキリしていると、掃除もしやすく、心にも余裕が生まれます.
最低限のものだけで足りるのか?
実際に生活してみると、「最低限のもの」でも全く困りませんでした. むしろ、物が少ないことで子犬の様子にしっかり目を向けられるし、片付けや掃除も楽です.
おもちゃが少なくても、自分と一緒に遊ぶ時間のほうが子犬は楽しそうにしています. 高価なベッドがなくても、安心できる場所があれば十分です.
ミニマリストの生活では、「物よりも関係性や時間を大切にする」ことが基本です. それはペットとの生活にもぴったり当てはまると感じています.
必要になったときに買い足せばいい
すべてを最初からそろえなくても、暮らしてみて「必要だ」と思ったときに買い足せばOKです. 自分も後から、お手入れ用として爪切りやヘアブラシ、お散歩デビューのためのリードやハーネスを追加しました.
焦って買うよりも、本当に必要だと感じてから選ぶ方が失敗も少なく、物が無駄になりません.
ミニマルな暮らしと子犬の成長は相性がいい
物が少ない環境だからこそ、子犬の小さな変化や成長を、より深く感じられます. 余計な情報や物に囲まれずに過ごす時間は、自分にとっても子犬にとっても心地よいものでした.
犬を飼うことは、確かに生活の一部を変える大きな決断です. でも、ミニマリストの暮らしだからこそできる「丁寧な暮らし方」「豊かな時間の使い方」があります.
子犬を迎えて、物以上に大切なものを再確認できました. シンプルでやさしい暮らしの中で、これからも一緒に成長していけたらと思っています.
まとめ
ミニマリストが子犬を迎えるときに準備するべき最低限のものは、実はそれほど多くはありません. 必要なものを見極めて厳選すれば、シンプルな暮らしの中でも無理なくペットとの生活を始めることができます.
物を減らすことで、時間と気持ちに余裕が生まれ、子犬との関係性をより深く育てていくことができました. 大切なのは「物の数」ではなく、「どう暮らし、どう向き合うか」ということだと改めて感じています.
これから犬を迎えたいと思っているミニマリストの方にも、ぜひこの経験を参考にしていただけたら嬉しいです.
1週間vlogとしてミニマリストと子犬の様子をupしていますのでよかったらこちらもみてみてください.