2025.03 読了した本たち

【あらすじ】

柊一（しゅういち）は友人らと共に山奥の地下建築で夜を越すことに。だが、地震によって出入り口はふさがれ地下水が流入し始める。そして、その矢先に起こった殺人。だれか1人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ー犯人以外の全員がそう思った。本格ミステリー界に新風を吹き込んだ雄編。

【作品リスト】

オススメ度：A

Xでもすごい話題作だったのでかなり期待していた1冊。とても面白かったのですが期待しすぎた自分がいたかも…?

あとは自分が犯人を途中でわかってしまったので面白さが減ってしまったのかもしれないです。

あともう一つ加えるとするならば、柊一の従兄の翔太郎が名探偵すぎる。設定上しょうがないのかな？

ただただただ内容はとても面白くてどんどん読み進めたくなる内容で数日で読破しました。

犯人は途中でわかってしまったのですが動機は最後の最後まで分からず、最後の最後にずっとどこかに隠れて急に魔貫光殺砲打たれました。そして犯人は冷静で頭良すぎだ。

【あらすじ】

偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れたとき、2つの死体が発見され…。犀川助教授と西之園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。超絶の森ミステリー第3弾。

【作品リスト（S・Mシリーズ）】

オススメ度：B

相変わらずのトリックですごいの一言!!（語彙力!!）

また、犀川先生と西之園萌絵との関係もしっかり進んでいるような感じでこちらの展開も続編が気になる内容になっていると感じました.

森博嗣作品では共通なのかわからないが、犯人の動機や本当の犯人？みたいなところは最終的に読者に委ねられるぶぶんもあるため、自分で「解」を見つけないといけないところがあるので、読み終えてスッキリ感があるかと言うとそうでもないです.でもそれがきっと森博嗣作品の良いところでもあるのかなと思ってます.

いつも思うが、どんな想定をして物語が作られているのかな？と思うくらい自分と思考回路が違うんだろうなーと感じてしまう自分にとって刺激的な作家さんです.

【あらすじ】

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、正確な体内時計を持つ女.この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった….はずが、思わぬ誤算が.せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じ逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ！奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現.映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス！

【主な作品】

オススメ度：S

やっぱり伊坂さんの作品は面白い!!!

読書のリズムが自分にほんと合うんだなーと再確認.

といっても伊達に伊坂さん作品やミステリー作家を読んできたわけではないので最後の展開は途中ですこーし読めたのですよ.

だがしかしですね、最後の展開がこれでもか!!というくらい今までの伏線を回収していくこのスッキリ爽快ミステリー.

なぜ今まで読んでこなかったのか…

そして続編があるというこの幸福感…

絶対続編も読みます.