- 自炊をやってみたいけど、時間がかかるし大変なイメージ。
- スーパーのお惣菜やコンビニ弁当の方がすぐ食べられるし美味しいのに自炊する意味ある?
- 一人暮らしだから自炊するとコスパ悪くない?
そんな方に向けて。
「自炊」をしない人はにはよくある悩みですが、自炊をすることの魅力(メリット)がわかれば、日々の生活に自炊を取り入れたくなると思います。
この記事では、自炊をするメリット・デメリットを解説します。
一人暮らしをはじめてからずっと自炊をしてきた料理好きミニマリストが自炊をすることで日々の生活の幸福度があがったので、「自炊」をすることにマイナスなイメージがある人や悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
まずは、自炊のデメリットから解説します。
自炊のデメリット
自炊のデメリットは5つあります。
- 手間や時間がかかる
- 食材を無駄にしてしまうことがある
- 調理用具や調味料を揃えるとお金がかかる
- 献立がワンパターンになりがち
- 怪我をしてしまう場合がある
それぞれ解説していきます。
手間や時間がかかる
自炊しない理由として真っ先に出てくる理由じゃないでしょうか。
料理をすることは、手間や時間がかかることは事実ですし、料理が完成するまでたくさんのステップを必要とします。
料理をするまでのステップ
- 買い出し
- 調理
- 料理の完成
- 後片付け
STEP1:買い出し
まず、買い出しをします。
買い出しといっても、献立を考えながらあれこれ考える時間も必要になってきますし、スーパーへの行き来の時間も必要です。
STEP2:調理
買い出しが終わったら次に調理をします。
お米を炊いて、お味噌汁を作って、メイン料理を作って、副菜を作ってとかなり大変な作業になります。
こんなに大変だとやっぱり自炊はちょっと。。。
僕はできるだけシンプルに毎日自炊を続けているよ!
以下の記事は僕が毎日の自炊を時短かつ健康的な食事をする方法をまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
STEP3:料理の完成
買い出しをして調理を終えたら、やっとご馳走にありつけます。
ここまで短く見積もっても30分〜1時間くらいはかかりますよね。
自炊はやっぱり大変だな〜
STEP4:後片付け
ご飯を食べ終わったら食器や調理道具を洗います。
「自炊はそんなに嫌じゃなくても後片付けを考えると自炊のやる気がなくなる」と感じる人も少なくないと思います。
僕も「後片付け」が苦手なので、料理をしながら洗い物をしたり片付けをして食べ終わった後の作業をできるだけ少なくするように工夫しています。
食材を無駄にしてしまうことがある
考えて食材を買ってきてもどうしても使いきれなかったり、気づいたら野菜がダメになってしまっていることがあります。
食材を捨てることになりますし、同時にお金も捨てていることになります。
調理用具や調味料を揃えるとお金がかかる
調理用具や調味料をあれこれ揃えようとするとなかなかの出費になります。
特に調理用具はおしゃれなものが数多くあるので、揃えることに満足して肝心の自炊をしていないっていう人もいるんじゃないでしょうか。
僕はできるだけ少ない調理用具で毎日楽しく自炊しています。
以下の記事は料理好きミニマリストの愛用調理用具をまとめた記事になりますので、料理好きミニマリストがどんな調理アイテムを使っているのか気になる方はこちらも参考にしてみてください。
献立がワンパターンになりがち
特に1人暮らしの人にいえることだと思いますが、どうしても自分の好きなものや1品で済ませてしまうことが多くなりがちだと思います。
とはいえ、自分の好きなもので栄養が偏ってしまうことはよくないことですが、献立がワンパターンになることは僕は悪いことだとは思っていません。
日々の生活も「ハレとケ」を意識してメリハリをつけることがとても大切だと考えているからです。
平日は献立を固定化し、休日は外食したり大好きなものを食べるといった生活をすると幸福度も下がらず、むしろ身体も整えられて心身ともに調子の良い状態が続きやすいです。
「ハレとケ」:ハレ→特別な日(非日常)、ケ→普通の日(日常)
怪我をするリスクを伴う
手を切ったりする恐れがある包丁やピーラーなどを使ったり、火傷につながるガスコンロや電子レンジを使うことが多くなるので、どうしても怪我をするリスクが伴います。
とはいえ、怪我をするリスクは何をするにも付きまとうものなので、少しでも自炊に興味がある人はぜひチャレンジしてほしいです。
時間に追われていると怪我をしやすいので、料理をするときは楽しく落ち着いてやりましょー!
やり方次第ではコストが高くなる
フランス料理のようなすごく凝った料理をしたり、煮込む時間の長い料理をしたりすると食費や光熱費が上がります。
料理にこだわることはとてもいいことなので、凝った料理をするのはイベントの日にすることにして、日々の日常はあまり時間のかからない健康的な献立にすると良いと思います。
「ハレとケ」ってやつね!
次に自炊のメリットを紹介します。
自炊のメリット
自炊のメリットは7つあります。
- 節約になる
- 趣味になる
- 感謝や尊敬の気持ちが持てる
- 自分や人を幸せにできる
- 食品の相場や価値がわかるようになる
- 健康な体を作ることができる
- 一生役に立つ最強スキル
それぞれ解説していきます。
食費の節約になる
自炊をすることで、食費の節約につながります。
お惣菜コンビニだと約700円、外食だと約1000円かかりますが、自炊にすると約300円で作ることができます。
生活スタイル | 1食分の食費 | 1ヶ月分の食費 |
自炊 | 300円 | 27000円 |
弁当(コンビニやスーパー) | 700円 | 63000円 |
外食 | 1000円 | 90000円 |
毎食同じ生活スタイルで過ごした場合にかかる食費を計算してみました。
少し極端ではありますが、自炊をするのとしないのとでは月数万の差があることがわかると思います。
趣味になる
自炊ができるようになると、お家ですぐにできるお手軽な趣味にもなります。
調理用具を揃えたり、いつも外食していた料理を作ってみたりと飽きることなく楽しく続けることができます。
「これといった趣味がないな〜」って人は「料理」を趣味にしてみるのもオススメです。
感謝や尊敬の気持ちが持てる
料理ができるようになると感謝や尊敬の気持ちが持てるようになります。
僕が1番感じた場面は帰省した時です。
母親が料理を作ってくれた時に色々な感情が湧き上がってきました。
「何もしていないのにあったかい料理が出てきて本当にありがたい」とか、「この料理は作るのにこんな短時間で作れるなんてすごいな〜」などなど。
料理をすることで料理をしてきた人の気持ちがわかるようになり、人間的にも成長できます。
自分や人を幸せにできる
自分で作ったご飯を自分で食べて「美味しくて幸せだ〜」って感じたり、人に食べてもらって「美味しい」と言葉をもらえたり笑顔になってもらったりすると本当に嬉しくて幸せな気持ちになります。
自分も人も幸せにできる力がある「自炊」、魅力的ですよね。
食品の相場や価値がわかるようになる
定期的にスーパーへ行くことで、季節による食品の相場や価値がわかるようになります。
「冬の旬のお野菜は白菜や大根だから安くて大きいのか〜」とか、「フルーツって安くないんだな〜」とか。
相場や価値がわかるようになると同時に食品の知識が増えたり、今まで以上に四季を感じることができるようになります。
健康な体を作ることができる
コンビニ弁当やお惣菜生活を続けていると健康とお金をどんどん手放していくことになります。
詳しくは以下の記事を参考にしてほしいのですが簡単に解説すると、基本的にコンビニ弁当やお惣菜は、味が濃く作られており、保存料や添加物が含まれており割高であるためです。
食事を自炊にすることで、いかにコンビニ弁当やお惣菜の味が濃いのか気づくことができますし、余計な保存料や添加物を摂取する必要もありませんので確実に健康的な身体を作ることができます。
先ほどの表に「健康レベル」の欄を足してみました。
生活スタイル | 1食分の食費 | 1ヶ月分の食費 | 健康レベル |
自炊 | 300円 | 27000円 | ◎ |
弁当(コンビニやスーパー) | 700円 | 63000円 | × |
外食 | 1000円 | 90000円 | △ |
このように最高の健康体を手にれながら食費も抑えることができる「自炊」は最強です。
一生役に立つ最強スキル
生きていく上で、衣食住は欠かせないものです。その一つに当てはまる「食」
料理ができるようになると、死ぬまで一生役に立つ最強スキルが身につくということです。
友人やパートナーに振る舞うことができたり、天気が悪くて外に出るのが億劫になってもささっと料理できたりと、日々の生活をスムーズに動かすことができるスキルにもなります。
一生役立つスキルってなかなかないんじゃないのかな?
まとめ
今回は「料理好きミニマリストが一人暮らしでも自炊をオススメする理由7選」について解説しました。
自炊をすることでデメリットもありますが、工夫をすればデメリットでなくなりますし、一生役立つ最強スキルになるので、僕はこれからも自炊を継続していきます。
以下の記事では、自炊のメリットはわかったんだけど何からスタートしたらよいかわからないという人におすすめの内容になっているので、こちらの記事も参考にしてぜひ読んでみてください。