歯磨き粉って作れるの?メリット・デメリットは?
そんな方に向けて。
こんちは、shuya(@simsidsto59)です。月10万円で生活する30代会社員ミニマリストです。
歯磨き粉がなくなって、ふと「歯磨き粉って作れるのかな?」と思いすぐに調べ、「作れるじゃーん!」ということで、作ってみました。歯磨き粉。
また、歯磨き粉を作る上で使用した素材は違うものにも応用できるものが多かったのはミニマリスト向けかなと感じました。
ということで本記事では、歯磨き粉の作り方と実際の使用感を含めたメリット、デメリットを共有したいと思います。
歯磨き粉を作る上で必要な物
自分が作った時の目安を書きますが、量によって歯磨き粉の硬さが変わってくるので、お好みで変えてください。
必要な物は、
ココナッツオイル
歯磨き粉には酸化のしにくいココナッツオイルがおすすめです。ココナッツオイルは、食べても太りにくく、スキンケアなどにも使える万能油です。自分が使用しているものは天然のもので匂いも無臭なので、初めての方にも使いやすいですよ。
クレイ(ホワイトカオリン)
クレイの種類の中でもホワイトカオリンというものを使用しました。クレイはフェイスパックや傷のケアにも使用できる優れものです。
今回初めてクレイを購入しましたが、とても粒子の小さい粉状のもで、作業していたテーブルが粉で汚れていたので少し扱いに注意が必要です。
ハッカ油
歯磨き粉作りで絶対必要ということはありませんが、自分は清涼感が欲しかったためと以前から手元にあったので今回使用しました。
ハッカ油は、お風呂に入れたり、水に数滴入れ、スプレー容器に入れることで、制汗スプレーとしても使用できます。また虫除けの効果もあるので、夏には持ってこいのアイテムです。
ハッカ油を使用する場合は、いくつか注意点があります。妊婦の方や子供への使用は避けた方が良いです。また、ペットを飼育されている方も使用控えた方が無難です。
保存容器
保存容器は100均に置いてあるものを購入しました。気をつけるポイントは、ココナッツオイルが凝固したときにあっためることが出来る耐熱性のもので、ハッカ油で溶けない容器。「ポリスチレン(PS)」の表記があるものはNGです。自分はガラス製のもので今回作りました。
作り方
作り方はとても簡単です。
容器にココナッツオイルを入れます。ココナッツオイルは基本的には液状ですが、寒い季節は凝固しますので凝固している場合は、湯煎などで溶かしてから使用してください。
次にホワイトカオリンを混ぜていきます。スプーンで少量ずつ様子を見ながら混ぜます。
好みの硬さになったらOKです。
最後に清涼感を歯磨き粉に加えるため、ハッカ油を数滴混ぜて完成です。
手作り歯磨き粉のメリット
手作り歯磨き粉のメリットは4つあります。
虫歯予防になる
ムシ歯の原因となる「酸」を発生させる「ストレプトコッカスミュータンス菌」をはじめとする、様々なお口の中のバクテリアを分解させる酵素のような役割を「ココナッツオイル」が担ってくれます。また、粘膜からの解毒作用もあるので、ココナッツオイルでお口をゆすぐとより効果的です。そのほかにもココナッツオイルにはビタミンEとDが豊富に含まれており粘膜から吸収される効果まであります。
使用感がとてもマイルド
これまで市販の歯磨き粉を使用してきましたが、市販の歯磨き粉と比較し、歯磨き後はマイルドな仕上がり。なのにスッキリした印象でした。これも自分で作って何が入っているか分かるという安心感から生まれるものかもしれません。
サステナブルな行動
材料があれば、歯磨き粉がなくなってもドラッグストアに頼らず持続的に自分で作ることができます。現代社会でも注目されているサステナブルな行動が自然と出来るのもとてもいいですね。また、プラスチックゴミの減少にも繋げることができます。
味覚が敏感になる
使用感がマイルドでスッキリした使い心地なため、今までの市販の歯磨き粉がとても刺激的なものだということに気づけたと同時に、味覚がどんどん洗練されていく感覚でした。これによりいつもの食事を今までよりよく味わう習慣もつきました。
手作り歯磨き粉のデメリット
1つデメリットがあります。ココナッツオイルの影響で寒い季節は凝固してしまうことです。これは自分の作り方に改善の余地があるのかもしれませんが、「よし、歯磨きしよう!」と思っても固まって使えない時があります。現在は、お風呂に入る時などのタイミングで歯磨き粉の入った容器も一緒に温めておけば、寝る前には問題なく使えています。
この点は煩わしさを感じる人も少なくないと思います。
まとめ
ということで、手作り歯磨きの作り方と「ミニマリスト向きの手作り歯磨き粉のメリット・デメリット」のご紹介でした。
まとめると、
でした。
すでにあるものを「自分で作ってみる」のはとても楽しいです。実際作っているプロセスも楽しいですし、作ることでの気づきもたくさんあります。
この記事が何かの参考になると嬉しいです。
shuya